高音を出すトレーニングでカラオケで歌が上手くなる方法
カラオケは好きですか?
カラオケで上手く歌える人は、実にうらやましいものです。
カラオケが上手くなると、飲み会なども、もっと楽しくなる事でしょう。
歌を上手く歌うには、高音は非常に大事ですが、最近は高音の歌手が多く、カラオケ等でも原曲のキーで歌うのは大変です。
高音を楽に出せるようになるには、それなりにトレーニングが必要ですす。
スムーズに高音が幅広く出せる様になると、自然と歌唱力も上がってきます。
今回は、高音を出すトレーニングでカラオケで歌が上手くなる方法について、紹介します。
高音を出すトレーニング
正しい発声法を身につける
腹式呼吸や発声時のお腹の使い方などについては、あらかじめ身につけておきます。
こちらの記事を参考にしてください。
また低音から中音はしっかり出せるようにしておきます。
低音や中音がしっかり発声できないうちに、高音のトレーニングを始めると、喉を潰してしまう場合があります。
自分の出せる音域を知る
まず自分の出せる音域を調べます。
-
● 表声で発声できる最も低い音と最も高い音
● 裏声で発声できる最も低い音と最も高い音
キーボードの鍵盤やスマホのアプリなどで、実際に音を出しながら音階を確認します。
自分の出せる音域がわかったら、選曲に移ります。
トレーニング曲の選曲
カラオケ機械を使ってトレーニングする場合は、キー変更が簡単にできるので、どんな曲でも、トップキーを自分の最も高い音に合わせればOKです。
キー変更が簡単にできない場合は、高い声を出すためのトレーニング曲は、自分が発生できる最も高い音、または最も高い音から半音下くらいが、トップキーになるような曲を選びます。
表声を伸ばしたい場合は表声の、裏声を伸ばしたい場合は裏声のトップキーを基準に選曲します。
自分の最も高い音を出し続けることは、声帯周りの筋肉が鍛えられます。
声帯の伸縮がしやすくなるので、高音に対して声帯が慣れて、高音がでるようになっていきます。
トレーニング時の注意
高音を出す声帯周りの筋トレをしているようなものなので、毎日連続でトレーニングするなど、負担が大きくなるような無理な練習は避けて下さい。
無理なく行うよう心がけてください。
このトレーニングで個人差はありますが、3音ぐらいは高音が出るようになりますが、即効性はありません。
根気よく、長い期間かけてトレーニングすることが必要です。
喉声の解消方法
喉声とは、喉の力によって喉の空間(息の通り道)を狭くして発声することを喉声と言います。
歌っている本人はもちろん苦しいのですが、聞く方も、声が響かず、苦しそうに聞こえます。
特に高音を出す時に、喉声になる人が多くいらっしゃいます。
喉を開けるトレーニング
喉声を解消するためには、『喉を開ける』という動作が、意図的に行うことが出来るかどうかになります。
普段している状態でいうと、あくびをした時に最大限に喉が開かれ、ツバを飲み込んだりする時は一番喉が閉まっている状態です。
女性の方でも喉を触ると軟骨がありますので、触りながらあくびをしてみると、軟骨が下へ下がる動きが確認出来ます。
喉仏が上下に自在に動かせる動作が、喉を開いたり閉じたりしている動作です。
この動作を、本当にあくびをしなくても自分の意思で動かせるようにトレーニングします。
これが自在に動かせるようになると、喉声を解消することが出来ます。
出来る方にとっては、何てことのない動作なのですが、出来ない方は多いものです。
無理矢理にでもあくびが出来るようにトレーニングします。
喉が開けらるようになったら
喉が開けられるようになったら、低音から高音までまんべんなく発声します。
いくら喉を開こうと意識していても、高音になるにつれ少しずつ喉が閉まってくるのがわかります。
人間は高い声になると自然に喉が閉まるものですが、高音の時こそ、喉を開く意識をします。
母音で喉を開くトレーニング
「アイウエオ」の中でも特に、「イ」と「ウ」の時は、喉が閉まりやすくなります。
あくびで思いっきり息を吸って、なるべくその喉の開きのまま音程は気にせず、出しやすい音「アーーー」「イーーー」「ウーーー」「エーーー」「オーーー」を発声します。
体が慣れてきたら、これに音程を付けます。
キーボードの鍵盤やスマホのアプリなどを使って、最初は低音に合わせて発声し、段々と音程を高くして行き発声します。
すべての母音でトレーニングします。
このトレーニングまでやると、喉を開けて発声するということが、癖づいてきだします。
日常会話の発声にも活かしてみると良いようです。
まとめ
安定した高音を発声させるためには、焦らず出来るまで時間を掛けてトレーニングする必要があります。
プロの歌手の方などは、サラッと歌いこなしているようでも長年のトレーニングで技術を身に付けています。
少しずつでも継続してトレーニングしていく事で、ラクに高音を発声することはできます。
カラオケで、ますます楽しい時間を過ごせるようになって、人生を楽しみましょう。