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男の臭い ミドル脂臭を消して爽やかに過ごす方法

男の臭いを抑える方法
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男の臭い ミドル脂臭を消して爽やかに過ごす方法

男性の体の臭いは、さまざまな箇所から発生していますが、発生する体の部位によって、臭いの種類は違い、年代によっても臭いの種類は変化していき、発生する体の部位もが変化していくそうです。

体から分泌される汗と皮脂、それと皮膚上の常在細菌が主な臭いのもとになるそうです。

体から発生する臭いには、大きく「汗臭(ワキ臭)」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3種類あります。

3種類の臭いは、年代によって強さのピークが違い、臭いの原因や発生部位が異なります。

臭いの種類ごとに効果的な対策をとることが必要になります。

残念ながら、自分臭いが自分自身ではわかりづらく、気にする方も少ないようです。

今回は、男の臭い ミドル脂臭を消して爽やかに過ごす方法について紹介します。

ミドル脂臭の発生メカニズム

ミドル脂臭は、後頭部~首の後ろの汗が多くなると、発生する可能性が高くなります。

  1. 皮脂腺から、皮脂が分泌されます。
  2. 常在細菌が皮脂をエサとして代謝分解し、中鎖脂肪酸(これは頭皮のにおいで臭いは弱く不快ではない)を排出します。
  3. 一方で、エクリン汗腺から汗が分泌されます。
  4. 常在細菌のひとつであるブドウ球菌が、汗の中の乳酸をエサとして代謝・分解し増殖します。代謝・分解した後「ジアセチル」という不快なニオイ成分を排出します。
  5. 使い古した油のようなニオイのジアセチルは、中鎖脂肪酸と混ざることでより一層悪化し、「ミドル脂臭」に変化し、皮脂に蓄積されます。

ミドル脂臭の特徴

30代半ば~50代半ばが強い

10代~20歳代で、男性がよく汗をかく部位はワキですが、加齢とともに、後頭部~首の後ろへと変化していくようです。

ミドル脂臭の原因は、ジアセチルというもので、汗の中の乳酸が、皮膚上の常在細菌(ブドウ球菌)に代謝・分解されることによって発生します。

このジアセチルと皮脂臭(中鎖脂肪酸)が混ざることで、不快なミドル脂臭となる、30代半ば~50代半ばで最も強くなる臭いのようです。

後頭部・頭頂部・うなじを中心に発生

ミドル脂臭は、後頭部・頭頂部・うなじを中心に発生し、使い古した油のようなニオイが特徴です。

ミドル脂臭の対処法

ねっとり頭皮脂ごとしっかり洗浄

40代になると加齢により頭皮脂が粘性の高いねっとり頭皮脂に変化し、「ミドル脂臭」はその頭皮脂に蓄積していきます。

ミドル脂臭の対処方法は、ケアに適したシャンプーを選び、しっかりと洗髪する事が必要です。

シャンプーの選び方

ミドル脂臭を防ぐためにシャンプーの選び方は重要です。

ニオイ成分ジアセチルの発生原因となる菌を殺菌し、代謝が抑制される成分が配合されたミドル脂臭対策用シャンプーを選ぶことが大切です。

また、ミドル男性特有のねっとり頭皮脂をしっかり落とせる洗浄力の高さも選ぶときのポイントになります。

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洗髪の方法

シャンプーを選んだら、しっかりと洗髪する事が重要です。

洗髪は下の順に、丁寧に洗髪していきます。

  1. 髪をブラッシングする
  2. お湯で髪と頭皮の汚れを洗い流す
  3. 襟足から丁寧に洗う
  4. 洗い流しも洗髪と同じ順序で手指をやさしく小刻みに動かす
  5. 髪だけじゃなく、頭皮も乾かす
髪をブラッシングする

髪や頭皮の汚れを浮き上がらせ、落としやすくするために、ブラシや手ぐしで髪をとかしてから洗髪します。

お湯で髪と頭皮の汚れを洗い流す

シャンプーをつける前に、お湯が頭皮まで届くようにシャワーを頭全体にあて、汚れを洗い流していきます。

この時、シャワーの水流が、頭皮に対し90度にあたるように流すと、毛穴の中の汚れが落ちやすくなるようです。

ワックスなどの整髪料を使用している場合は、手で髪をほぐしながら流していくと良いようです。

シャンプーをつける前に頭皮や髪を洗い流すことで、粘性の高いミドルの頭皮脂もやわらかくなり、落としやすくなる効果があります。

襟足から丁寧に洗う

シャンプーを手で軽く泡立て、泡を頭全体につけ頭頂部でしっかり泡立てますが、30度ほど下を向くとまんべんなく全体を洗えるようになります。

洗う順番は、襟足からもみ上げへ、次に顔周りの生え際の前頭部、次に後頭部、最後に頭頂部という順で、1分半程度かけて洗います。

抜け毛を気にして、しっかり洗わない方も多いと思いますが、頭皮を洗うという意識が大事です。

清潔な地肌は、良い育毛環境とも言えるので、しっかり丁寧に洗っていきます。

爪を立てずに指の腹を小刻みに動かして、頭皮が傷つかないようやさしくマッサージするような感じで洗髪します。

2度洗い

シャンプーが泡立ちにくい時は、皮脂や汚れが多い場合です。

シャンプーの泡立ち加減は、頭の汚れ具合を見る目安にもあります。

シャンプーの泡立ちが悪い場合は、2度洗いが効果的です。

襟足からもみ上げへ、次に顔周りの生え際の前頭部、次に後頭部、最後に頭頂部の順序で洗い終わったら、一度洗い流し、もう一度繰り返して洗います。

2度洗いが面倒だという方は、洗髪を少し長めに(3分程度)かけて丁寧に行います。

洗い流し

洗い流しも襟足からもみ上げへ、次に顔周りの生え際の前頭部、次に後頭部、最後に頭頂部の順序と、洗髪と同じ順序で、手指をやさしく小刻みに動かします。

頭皮をやさしくマッサージするように洗い流します。

乾燥

地肌を拭くようにして髪と頭皮を乾かしていきますが、髪だけじゃなく、頭皮も乾かします。

タオルを頭にのせて、タオルの上から頭に指を立て、地肌をやさしく拭いていきます。

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まとめ

枕のニオイが気になる場合は、ミドル脂臭かもしれません。

30代40代男性の頭皮脂は20代に比べて粘度が高くなりベタつくようになり、洗髪しても落ちにくくなります。

ちゃんと洗髪しているはずなのに、油っぽいニオイが残っていると感じる場合は、適切なケアが出来ていない可能性があります。

ミドル脂臭を防ぐためには、シャンプーの選び方と洗髪方法が重要です。

ミドル脂臭対策用の、ねっとり頭皮脂をしっかり落とせる洗浄力の高いシャンプーを選ぶ事と、頭頂部から後頭部を念入りにマッサージするように丁寧に洗う事です。

周りに不快を与えないよう正しい対処方法を知って、毎日実践して、爽やかな毎日を過ごしましょう。