自宅で出来るボイストレーニングでカラオケで歌が上手くなる方法
カラオケは好きですか?
カラオケで歌が上手く歌える人は、実にうらやましいものです。
カラオケが歌が上手く歌えると、飲み会なども、もっと楽しくなる事でしょう。
ボイストレーニングは、歌が上手くなるためにカラオケに行って練習を重ねたり、ボイストレーナーを付けたりスタジオで練習したりと様々な方法があります。
カラオケも、ボイストレーナーに教わるのもお金はかかります。
部屋が防音でなくて、出来るボイストレーニングはあります。
今回は、自宅で出来るボイストレーニングでカラオケで歌が上手くなる方法について紹介します。
ボイストレーニングの効果
ボイストレーニングをすることは、いろいろな効果がありますが、主に次のような効果があります。
- 音程をしっかり掴めるようになる
- 低音が出しやすくなる
- 高音域を広げる
- 発声音量を安定させる
- 声の使い分けを習得する
- 喉の使い方を理解する
- 呼吸法を整える
- 滑舌を良くする
「歌が上手くなりたい!」という方は、歌を歌うだけでは上達はしません。
まずはボイストレーニングを行い、基礎から土台作りをすることが大切です。
基礎がしっかりできていれば、音域が広がりより多くの曲を歌えるようになり、ジャンルも広がります。
自宅でできるボイストレーニング方法
ボイストレーニングもスポーツと同じように準備運動が必要です。
ボイストレーニングも、以下の順に行うようにします。
- 姿勢・呼吸法を整える
- ロングブレス法
- 表情筋トレーニング
- 滑舌・発音トレーニング
- リップロール
- タングトリル
姿勢・呼吸法を整える
歌を歌う時も、ボイストレーニングも姿勢は重要です。
声を出す時は体が楽器になりますので、姿勢が少しでも曲がっていれば音は出にくくなってしまいます。
猫背や反り腰の方は特に姿勢に気をつけましょう。
仰向けになった時、両肩が地面に付いていない方は、肩が前に入り込んでしまっていますので、背中の方へ開くように姿勢を正します。
腰が拳ひとつ分以上空間がある人は、骨盤を締め、腹筋を使い腰を床に近づけます。
立っている時の姿勢は、全身鏡の前で確認すると良いです。
姿勢が正しくなったら呼吸法を整えていきます。
胸式呼吸の方は腹式呼吸に切り替えます。
息を吸った時に、お腹に空気をためるイメージです。
胸式呼吸の時よりもたくさんの空気を吸えるようになり、ロングブレス法にも繋がります。
ロングブレス法
ロングブレスとは、息を長く吐き続けるトレーニングです。
歯と歯の間から「スーーー」と、息が通り抜ける音を出しながら行います。
発声時のお腹の支えが上手くなり、声の安定にも繋がります。
腹式呼吸で息をたっぷりと吸い、吐く息をコントロールしながら出していきます。
最初は30秒程度、同じ息の量で吐いてみます(30秒続かない場合は、吸う量を多くしたり吐く量を少なくします)。
目標は60秒のロングブレスです。
酸欠にならないよう休憩しながらのトレーニングします。
表情筋トレーニング
表情筋トレーニングは、母音「あいうえお」の口の形を繰り返し行う発声練習です。
声に出しても、口の形だけで行うことでも良いです。
「あ」「い」「え」は表情筋と口角をしっかり上へ上げて行い、「う」「お」はしっかり口をすぼめます。
最初は顔の筋肉が痛くなる方もいらっしゃりますが、毎日繰り返す事に筋肉痛は無くなっていきます。
表情筋トレーニングを繰り返し行う事で、声の響き・抜けが良くなり、発声しやすくなります。
滑舌・発音トレーニング
滑舌・発音トレーニングはできるだけ苦手な早口言葉で行います。
早口言葉の後は、舌をできる限り上や下に数秒間キープして伸ばして、舌筋肉を鍛えます。
数秒間キープすることは、少しキツいのですが、滑舌の改善に繋がっていきます。
上下だけでなく様々な方向へ伸ばすと良いです。
リップロール
リップロールは、軽く閉じた唇に声を当ててプルプルプルプルと震わせるトレーニングです。
軽く唇を閉じ、なるべく少ない息の量を吐きながら唇を振動させます。
慣れてきたら低音から高音へと、音をつけ、30~40秒持続を目標にします。
リップロールを行うと、表情筋や声帯のリラックス効果、声帯の筋肉のマッサージ効果があります。
またリップロールは、喉を絞めずにリラックスした自然な形で正しい発声を覚えることができるトレーニングです。
リップロールをしている時は、喉周辺がリラックスしていますので、実際に歌っている時より高い音まで出ます。
リップロールを行うことで、高音域が広がるようになり、声を出す前に行うと、なめらかに歌い出すことができます。
唇の振動は緩やかに細かくならないよう、力が入って細かい振動にならないよう唇をリラックスさせます。
タングトリル
タングトリルは、舌で「トルルルル」と音を鳴らすトレーニングです。
唇を軽く開き、舌先を上前歯の付け根に当て、空気の出口を塞ぎ、息を吐き、舌を振動させることによりタングトリルとなります。
慣れてきたらリップロールのように音程を付けてみます。
タングトリルは、舌をマッサージし、舌の力を抜く事ができ、声帯周辺の筋肉を刺激する効果があります。
まとめ
リップロールは、プロの歌手の方も多く行っているトレーニングです。
音をつけてリップロールをする際は、低音でも行うと、音域がよりも広がっていきます。
お金をかけずにコツコツと頑張ってトレーニングをして、カラオケでますます楽しい時間を過ごせるようになって、人生を楽しみましょう。